“伊吹いりこ”

“伊吹いりこ”とは
伊吹島の沖合で漁獲されたカタクチイワシを用い、伊吹島で加工された煮干魚類で、伊吹漁業協同組合が取り扱うものをいいます。サイズにより、大羽、中羽、小羽、カエリという銘柄があります。「伊吹いりこ」とはこれらを総称した名称です。
「伊吹いりこ」の特徴は、漁場と加工場が非常に近く、漁獲から加工まで網元が一貫して生産していることです。一貫生産体制による鮮度が、上質な伊吹いりこを生み出しています。
また、食品添加物は使用しておりませんので、安心してお使いいただけます。
・残留放射能検査結果報告書
おすすめいりこレシピ
いりこの天ぷら
いりこ飯
いりこの佃煮
いりこだしの取り方(上級編)
“伊吹いりこ” 生産者の紹介
屋 号 生産者 親 方 住  所 電話番号
FAX番号

㈲山文水産

三好 文一 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1737
0875-29-2411
0875-29-2411

マルイチ水産

伊瀬 耕二 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町890
0875-29-2502
0875-29-2502

㈱山一水産

三好 康一郎 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町66-4
0875-29-2555
0875-29-2871

㈲川端水産

川端 信正 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1741
0875-29-2737
0875-29-2939

㈲富山水産

富山 晴良 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1742
0875-29-2574
0875-29-2574

田尻水産㈲

真鍋 謙二 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1745
0875-29-2456
0875-57-4004

㈲マルジン水産

大川 幸敏 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1750
0875-29-2613
0875-29-2062

㈲上石水産

岩田 賢太 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1751
0875-29-2216
0875-29-2216

㈲兵勝水産

岩田 英行 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1752-2
0875-29-2432
0875-29-2432

㈲富士大水産

大川 富成 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1752-5
0875-29-2452
0875-29-2525

㈲平三水産

真鍋 和弘 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1758
0875-29-2438
0875-29-2442

カネキ水産㈲

三好 和也 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町乙7
0875-29-2422
0875-29-2437

㈲兵田水産

岩田 孟 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1760
0875-29-2440
0875-29-2440

㈲北山水産

北山 正夫 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1761
0875-29-2738
0875-29-2139

㈲松本水産

松本 伊三郎 〒768-0071
香川県観音寺市伊吹町1769
0875-29-2521
0875-29-2521
“伊吹いりこ” 指定商社の紹介
商 社 名 住   所 電話番号
FAX番号
高田海産㈱ 〒768-0011
香川県観音寺市出作町199
TEL 0875-25-2863
FAX 0875-23-2555
エビス食品企業組合 〒768-0021
香川県観音寺市吉岡町甲921-1
TEL 0875-25-2644
FAX 0875-25-5223
尾道海産㈱ 〒722-0051
広島県尾道市東尾道7-8
TEL 0848-46-1841
FAX 0848-46-4445
尾道塩干㈱ 〒722-0051
広島県尾道市東尾道7-14
TEL 0848-46-2185
FAX 0848-47-1033
㈱カタオカ 〒722-0051
広島県尾道市東尾道15-10
TEL 0848-20-3611
FAX 0848-20-3632
㈲亀山商店 〒722-0051
広島県尾道市東尾道6-24
TEL 0848-20-2233
FAX 0848-20-2266
香川県漁連加工事業部 〒763-0062
香川県丸亀市蓬莱町28-11
TEL 0877-56-1551
FAX 0877-25-0761
㈱木村海産 〒769-2402
香川県さぬき市津田町鶴羽778-33
TEL 0879-42-0123
FAX 0879-42-3621
㈱中山 〒768-0065
香川県観音寺市瀬戸町1丁目17-17
TEL 0875-23-6755
伊吹島の煮干生産の変遷
文久2年(1862年) 三好喜八がイリコの製造を開始以後、明治20年までに10軒の業者が創業、この系譜が今の大網に引き続くこととなる
大正初期~昭和初期 前述の有力経営者の系譜が大正初期、縛網をもって朝鮮東岸に通漁し、昭和初期には機船巾着網漁業によって朝鮮海域を舞台に活躍する
昭和20年頃~ この頃には16統の巾着網の網元により、主に天日干しにより製造
組合を経由することなくそのほとんど全部を観音寺の5軒の業者に出していた
昭和29年 燧灘の巾着網(全部で27統)の経営改善の為、パッチ網に転換開始
伊吹の16統のうち8統がこの年に転換
昭和33年 燧灘の8統がパッチ網に転換する
昭和37年 この年より組合共販が開始、また魚群探知機の使用許可がおりる
昭和38年 燧灘の巾着網の残る11統がパッチ網に転換、巾着網は姿を消す
昭和42年 海底(送電)ケーブル設置(1,700kw) この年より乾燥機、フィッシュポンプの使用が開始される
昭和43年 プラスチック船の導入が開始される。またエンジンの馬力が25馬力から45馬力に引き上げ
昭和46年 県漁連の共販を委託(実務は組合で実施)
昭和47年 この年より19統となる(マルジン、マルマ2統)
昭和48年 県漁連との共同で共販を開始(特別会計2)
昭和50年 電力増強(1次)、乾燥機の増設進むマルマが1統となり18統となる
昭和51年 この頃より製氷施設の設置始まる
昭和53年 電力増強(2次)
昭和54年 エンジンの馬力が45馬力からの50馬力に引き上げ
昭和57年 特認船の許可により運搬船のスピード化がなる
この年の漁期途中(6月中頃)、観音寺に仮設の共販所を設置、観音寺での共販開始
昭和58年 煮干集出荷場完成(5月)に伴い、他地区の共販も合同で開始する
経営安定、資源保護、漁業秩序の確立などを目的に香川・愛媛瀬戸内海パッチ網協議会を設立する
昭和60年 この頃よりサイズ選別機の導入が始まり、品質向上に寄与
昭和63年 過去最高の取り扱いとなる、1漁協の取り扱いが九州地区全体の取り扱いを上回る
この頃より自動釜の導入が始まる
注:この時点より今の煮干生産の全容が整い今に至る
平成2年 木曜休漁開始
平成5年 前年頃から不漁となり、愛媛県、広島県とともにイワシの資源管理型漁業の推進事業が始まり、卵、稚仔等の定期的調査が始まる
平成16年 尾道地区の4社が新たに指定商社として加入
一太水産が廃業し17統となる
平成17年 愛媛県、広島県とともに瀬戸内海系群(燧灘)カタクチイワシ資源回復計画(21年まで)に参画する
平成18年 電子入札を導入し効率化を図る
平成21年 伊吹いりこの地域団体商標の登録、認可に向け活動を開始
平成23年 9月30日「伊吹いりこ」地域団体商標登録
平成27年 県漁連との共同共販から組合単独開催の共販事業となる